奨学金

指定校推薦だと奨学金がもらえないのか?上位成績でないともらえないのか?

はじめに

大学の学費は高額であり、特に私立大学ともなると国立大学の2~3倍の学費になり、奨学金がなければ通えない学生もいます。

また、奨学金にはたくさんの種類があり、どの奨学金を利用したらいいのかわからず学生生活を送る人も多いと思います。

今回は、「奨学金の種類」から「奨学金をもらうべきか」について述べていきたいと思います!

奨学金はもらえないのか?

もちろん、もらえます

しかし、奨学金というのは親の収入などが関係しますので、必ずしももらえるというわけではありません。

基本的な奨学金は、”学生支援機構”からもらいます。

以下に示すのは、独立行政法人 日本学生支援機構の一例です。

奨学金の種類 日本学生支援機構

奨学金を借りる際の参考にしてください。

ちなみに、高校在学中に紹介される奨学金制度は、”日本学生支援の奨学金”であることが多いです。

また、学校によっては成績が上位でないと奨学金をもらうことができない場合もあります。

これは”学校独自の奨学金制度”であり、大学によって基準が異なることに注意が必要です。

大学の成績というのはGPAであり、条件に満たされた場合のみ、奨学金を受け取ることができることになります。

本記事では、”奨学金をもらう”と表記していますが、実際は借りているお金なので、”奨学金を借りる”と捉えるのが正しいです。

奨学金以外の制度はないのか?

奨学金以外の制度は、各大学によって異なります。

ですので、自分の大学にはそのような制度がないということもあるでしょう。

以下に示すのはその中の一例ですので、そんな制度が存在するということを頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

日本には、奨学金以外というわけではありませんが、”給付型奨学金”というものがあります。

これは文字通り、”返済義務のない奨学金”です。

一般的に奨学金というのは、社会人になった際に返済しなければいけません

しかし、この給付型奨学金は返済義務がないので社会人になっても返さなくてよいのです。

「なんてすばらしい制度なんだ」と思う人も多いと思いますが、これを受け取るには条件があります。

まず、両親および当事者の収入です。

基準の収入を超える人には給付型奨学金を受け取ることができません。

また、上記でも述べましたが、成績の基準も存在します。

この成績は、”GPA”によって決まる場合が多いです。

奨学金は借りるべきか?

奨学金が存在するのは、学ぶ意欲があるのにお金がなくて大学に行けない人を支援するためです。

つまり、お金があるのに奨学金を借りることはできません。

また、最近ニュースで見るように、奨学金の返済で苦しむ人が多くなっています。

奨学金を毎月もらえるお小遣いと勘違いしている学生もいるくらいです。

バイトをしたことで得られたお金を本人がどう使おうがその人の勝手ですが、奨学金をそれと同様に使うのはあまりにもリスクが大きいです。

奨学金は”借りるもの”です。

決してお金がもらえるというシステムではありません。

ですので、奨学金には返済義務があることを自覚し、ある程度の計画を持って借りることをおすすめします。

奨学金の返済は大変か?

先ほども述べた通り、奨学金を借りたことによって苦しむ人は少なくありません。

実際に、奨学金は借金と同じなので、精神的にもダメージを受けてしまう可能性があります。

また、奨学金を借りた場合、返済する頃には金額が上がってしまう場合があります

第一種奨学金は無利息ですが、第二種奨学金の場合、卒業後に上限年利3%の”利息”が付いてきます。

利息とは、”借りたお金に対してかかる追加料金”です。

奨学金の利息は、一般的な借金などに比べると低いですが、お金を借りていることには変わりません。

奨学金の平均は大学や学部によって異なりますが、平均的な返済金額は324万円です。

これを完済平均年数の18年で割ると、毎月15000円が給料から自動的に引かれることになります。

このように考えると、事の重大さがよくわかると思います。

ですので、奨学金を借りる際はよく相談してから決めることをおすすめします。

まとめ

奨学金は借金と同じです。

大学へ行くためにはかなりのお金が必要であり、安易な気持ちで行くと、卒業後の返済で後悔する場合があります。

大学は、お金を借りてでも行く意味がある場所ですが、”責任”も背負うことを覚えておきましょう。

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