はじめに
指定校推薦生にとって最も大きな不安要素の一つに、”大学の講義についていけるのか?”があると思います。
私も指定校推薦で合格してから、「講義について行けなかったらどうしよう・・・」とばかり考えていました。
今回は、「実際に入学してみてどうだったか」や「大学の単位を落とさないための方法」について述べていきたいと思います!
指定校推薦生は講義についていけるのか?
指定校推薦を利用する多くの人が、自分の偏差値よりも高い大学を選択すると思います。
中には、第一志望であり、偏差値は余裕で合格圏内の人もいますが、大抵の場合、上記のような人が利用します。
ですが、自分の偏差値よりも高い大学を選択すれば、自分よりも頭のいい人が集まりますので、必死にならなければ授業に置いて行かれてしまうことは自明です。
実際に、大学の講義は難しいですし、高校でなんとなく出来ていたという人も苦戦すると思います。
しかし、ここで気を付けていただきたいのが、指定校推薦生の全員が大学の講義についていけないというのは”全くの嘘”であるということです。
確かに、大学の講義内容は高度になりますが、その分、高校での内容とは違った視点で進みます。
例えば、
文系では、ただ英語の文章を読む高校英語に対し、実際に英語で話すスキルを身に着けるといった授業があります。
理系では、今までは計算ばかりしていた高校数学が、様々な定義や定理の証明メインとなったり、高校ではあまり扱われないプログラミングを学ぶ授業があります。
このように、大学の授業は高校の内容を土台にすることもありますが、大学から新しく学ぶことも多くあります。
ですので、大学の授業についていけるかは、本当に本人次第です!
本人がどれだけ頑張れたか、どれだけあきらめずに勝負できたかで決まります。
もし今、あなたが大学入学後、授業についていけるかで不安を抱えているのならば、今からでも不安要素を無くしておくことをおすすめします。
また、これは私自身のアドバイスですが、大学入学前に、一つでもいいので自信を持てる得意科目や特技を持っておくと良いです。
それにより、サークルを決めやすかったり、同じ趣味の人と仲良くなりやすかったりといった利点があります。
大学の単位をとるためには?
大学の講義についていくためには、それなりに勉強しなければいけません。
大学の講義は、基本的にすべてを理解することは難しいです。
では、どのようにしたら単位を獲得できるのでしょうか?
それは、”過去問を手に入れること”です!
これは文系、理系に共通したことです。
受験勉強を経験した皆さんなら理解できると思いますが、テストで重要なこととして、そのテスト科目の勉強は当然ですが、どのようなテストかを事前に知ることも非常に重要です。
敵を知ることで初めてどのような対策をすればよいのかが見えてきます。
以下の例は、私が実際に大学で知ったことですので参考にしてください。
過去に頭の良いAさんがいました。
彼は基本的に人見知りで、テストになってもあまり友達を頼りにせず、自分ひとりで乗り越えようとしました。
一方のBさんはAさんほど頭が良くはなく、授業もまじめには受けていませんでした。
しかし、Bさんには勉強を教えてくれる友達や先輩がたくさんいました。
当然、Bさんは過去問を大量に手に入れることができました。
テスト当日、Aさんの出来はあまりよくありませんでした。
その一方、重要なところを過去問と照らし合わせて、重点的に復習したBさんは満点近い点数を取ることができました。
ここで、Aさんがかわいそうと思う人も多いと思います。
私も努力が報われないような気がして、当時は悲しい気持ちになりました。
しかし、Bさんのことをとがめることはできません。
なぜなら、Bさんの顔の広さは彼自身のスキルだからです。
つまり、大学では勉強だけがすべてではないということです。
上記にあげた例のように、単位をとるためにはただ勉強するだけでは難しい局面もたくさんあります。
ですので、単位を取るには、
その1 友達を頼る
その2 過去問を分析し、テスト対策
を徹底しましょう。
そうすれば、あなたも単位をしっかりと取ることができます!
まとめ
少しでも大学の講義への不安が解消されましたか?
私も高校時代、指定校に関する情報を得ていましたが、あまり信用できていなかったので、おそらく皆さんも不安要素が完全に消えることはないでしょう。
大学の講義は、難しいのは確かですが、友達と協力しながら必死に勉強すれば絶対について行けます。
ですので、もし単位を順調に取りたいのであれば、まずは目の前にある勉強を”本気”でやることをおすすめします。