はじめに
受験生は夏休みの使い方で、受験の合否が大きく左右されるといっても過言ではありません。
また、ただ勉強すれば良いというわけではなく、着実に成績を上げていかなければいけません。
そんな中、何をメインにやればいいのかがわからなくなってしまう人も多いと思います。
今回は、夏休みに”最低これだけはやりたいこと”を3つに分けて説明していきたいと思います!
1つ目 国語・数学・英語の勉強
この3科目をピックアップしているのは、それだけ重要な科目だからです。
これらの科目の中で苦手科目があると、センター試験などで高得点を取ることが難しくなります。
なぜなら、理科科目や社会科目に比べて、これらの3科目は点数を上げるのに時間がかかるからです。
よく理系だから国語ができなくてもいいとか、文系だから数学ができなくてもいいと言う人がいますが、それは大きな間違いです。
理系で数学や物理、生物ができるのは当たり前です。
同様に、文系で国語や社会ができるのは当たり前です。
では、ほかの人とどこで差をつければよいのでしょうか?
それは、理系ならば文系科目、文系ならば理系科目です。
周りの人が点数をとれる科目で差をつけることはかなり難しいことですが、周りの人が取れていない科目で差をつけることは結構簡単なものです。
また、これら3科目はそれぞれの科目の基礎となるため、この夏休みに点数をとれるようにしておくことをおすすめします。
ちなみに、夏休みの段階で私立に絞っている方は、科目数が少ない分、すべての科目で高得点を取れるようにしておくと良いでしょう。
大学によっては、2次試験の点数配分が大きく、センター試験よりも2次試験で合否がほとんど決まる場合もあります。そのような場合は、2次試験で使用する科目の勉強を優先させましょう。いくら国語が苦手だからと言って、センター試験でしか使わず、センター試験の配分も低いのに勉強時間を割くことは非効率です。
2つ目 面接・志願理由書の本を読む
高校受験を推薦入試で合格した人以外は、推薦入試自体を経験したことがないと思います。
推薦入試の多くには”面接”があります。
面接というのは、本を読んだだけで理解できるものではなく、実際に経験してみなければわかりません。
また、志願理由書の書き方も何回か添削しなければ、自分の意見をわかりやすく伝えることはできません。
しかし、面接の受け答え方や志願理由書の上手な書き方は、参考書を読むことで大まかな知識を身につけることができます。
ですので、指定校推薦の試験前に面接・志願理由書の書き方に関する本を一冊読んでおくことをおすすめします。
また、本を買う際は文字ばかりのものではなく、”イラストや写真が添付されているもの”にしましょう!
あまりにも文字が多いと読みたくなくなりますし、本はあくまで参考にするものです。
イラストや写真があれば容易に場面を想像しやすいですし、短時間で読むことができます。
3つ目 2次試験(一般受験)で使用する科目の勉強
指定校推薦は99%受かると述べていますが、必ずしも受かるとは限りません。
面接に行かなければ不合格になる可能性はありますし、不適合な格好で行けば落とされても仕方ありません。
本気で受験している人に限ってそのようなことをするとは思いませんが、体調などで指定校推薦の面接に行けず、落ちてしまう場合もあり得ます。
だからこそ、受験する大学の2次試験の勉強は実際に受験をするつもりで勉強してほしいです。
また、2次試験の科目はその学科で最も重要視している科目でもあるので、それらを重点的に勉強することは入学してからの良いスタートにもなります。
まとめ
夏休み期間にするべきことが大まかにお分かりいただけましたか?
指定校推薦の枠は必ずしも来るわけではありませんし、校内選考で落ちてしまう場合もあります。
何があるかわからないからこそ、何が起きてもいいように、夏休みは一般受験するつもりで勉強することをおすすめします!