不安

指定校推薦は落ちこぼれ?入学後の差別があるとは本当なのか?

はじめに

指定校推薦は落ちこぼれ」というワードを耳にしたことはありませんか?

私は以前、このワードにすごく悩まされた思い出があります。

と言っても、ほとんどが自分からネットで検索してたんですけどね(笑)

今回は、そんな”指定校推薦が落ちこぼれかどうか”について、大学生の立場から述べていきたいと思います。

指定校推薦は落ちこぼれか?

はっきり言って、落ちこぼれではありません。

すでにご存じだと思いますが、指定校推薦は高校での評価が無ければ合格することができません。

ここで、多くの人がこう思うわけです。

はい、来ました。お決まりの高校の評価ね。でも、実際、学校の評定を取るのなんて簡単だし、模試でも成績は私より全然悪かった。なのに、どうしてあんな人が○○大学に受かるのよ。」と。

結構、どの高校でも思われがちなのではないでしょうか?

そりゃ、私の高校にもいましたよ・・・。

でも、そんなある時、思ったんです。

じゃあ、君がその枠を取ればよかったんじゃないの?」と。

確かに、自分と指定校推薦の枠で争い、自分よりも評定平均などが低い人に取られてしまったのであれば、話は別です。

しかし、大抵そうではないですよね。

自分が目標とする大学に落ちたから推薦で合格した人を悪く言う。

結構このパターンではないでしょうか?

そんな人たちの言葉を真に受けていたら、せっかく合格したのに暗い大学生活のスタートになってしまいます。

指定校推薦で合格する人の中には、かなりだらけて、ほかの受験生の邪魔になる人もいるでしょう。

しかし、みんながみんなそのような人ではありません。

中には、一般で入る人よりも頭がいい人だっています。

実際、私はそんな人を何人も見ながら大学生活を送っています。

また、高校の勉強はあまり得意ではなかったけれど、大学の専門科目で力を発揮する人もいます。

例えば、マーケティングやプログラミング、英会話など、高校で直接学んでいなかったところで素晴らしい評価を得る人もいます。

つまり、大学は高校での評価・入試形態などどうでもいいのです。

入ったら同じ学生。

差別なんて起きません。

相手がどのような入試形態で入ってきたかなんて、本人に直接聞くしかありません。

そこで、「指定校推薦」と言って、相手が避けるのであれば、相当指定校推薦のことが嫌いな人ですので、関わるのはやめましょう(たぶんそんな人はいません)。

入学前にやっておきたいこと

ここまで、”指定校推薦が落ちこぼれではない”ということを述べてきました。

しかし、上記で述べた通り、中には受験勉強を放棄し、完全に遊んでしまう人もいます。

そのような人の行動で、指定校推薦が冷たい目で見られていることもまた事実です。

ですので、ここではスムーズな大学生活を送るために、入学前にやっておくべきことをいくつか紹介します。

1つ目 英語の勉強

もう耳にタコができるほど言われていると思いますが、英語は本当に重要です。

これは、文系・理系関係なくです。

どの大学の英語の講義でも、基本的には英語で話します。

時々、日本の講師が英語を話す形の講義もありますが、基本日本語を話せない外国人が教えてくれます。

ですので、わからないことがあった際に、英語で聞きにいかなければいけません。

また、文系でも理系でも論文を読む際は英語ができなければ、結構致命的です。

日本語の論文もありますが、日本は世界から見れば小さな島国です。

現在、世界の共通語は英語であり、英語を読めれば世界中の論文を読むことができます。

ゼミや研究室でも、指導教員から「この論文を読むと良い」と渡されたものが英語だったことなんて普通にあります。

ですので、そんなときにあたふたしないためにも、今のうちからTOEICやTOFLEなどを勉強しておきましょう!

2つ目 高校の勉強の復習(大学で専攻する科目)

これは大学によって異なりますが、大学1年生(春学期)の講義は基本的に高校での勉強と大学での勉強の橋渡しをします。

文系の文学部であれば、古文・漢文など、理系の工学部であれば、微分積分です。

大学での勉強は高校と違って、基本と言っておきながらかなり難しいです。

特に、科目名に”基礎の○○”とか書いてあっても、全然基礎じゃないなんてこともあります(笑)

これらをちゃんと理解できるかは、高校の勉強の基礎ができているかどうかです。

ここがグラグラしていると、大学の基本的な勉強についていけなくなりがちです。

ですので、合格後の時間がある時に、是非もう一度高校の復習をしてみてください。

また、復習をする科目は自分が入学する大学の2次試験の科目が良いでしょう!

3つ目 大学の勉強の予習

2つ目の高校の勉強がある程度できている人は、大学の勉強をしておきましょう。

大学の勉強と言っても、その学部で具体的にどんなことを学んでいくのか、最初に何を履修するのかは、大学の学部・学科によって様々です。

ですので、一度自分の学部のホームページなどを見て、どんな履修があるのかを見ておきましょう。

その後に、自分の学部・学科に応じた予習勉強をするのが良いです。

文系であれば、学部の勉強に関する書籍(例えば、マーケティングなど)、理系であれば、線形代数などです。

予習は大学でのスタートをスムーズにすることができますし、入学までの不安を少しでも減らせるのでおすすめです!

まとめ

指定校推薦は落ちこぼれか”について少しでもお分かりいただけたでしょうか?

指定校推薦は基本的に頑張った人が得られる権利です。

ですので、あまり不安に思う必要はありません。

もし、学力に不安があるのであれば、少しでもそれを埋めるための勉強をやっておきましょう。

そうすれば、きっと楽しい大学生活を送れると思います。

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