はじめに
面接試験が不安という方は意外と多いのではないでしょうか?
私も何度か面接試験を受けてきてはいるものの、本番は緊張してしまい、考えていた内容の6割くらいしか話せませんでした。
そんな面接試験には攻略方法があり、面接の種類によって様々です。
今回は、面接試験の種類とその攻略方法を述べていきたいと思います!
面接の種類とおすすめの対策
指定校推薦で大学に合格するには、面接試験を受けなければいけません。
面接試験の有無は受験する大学によって異なりますが、多くの大学で面接試験が課されています。
面接試験は、受けたことがある人もいれば、初めてという方もいると思います。
ここで気を付けたいことは、高校入試での面接試験と大学入試の面接試験は別物と考えてほしいということです。
どうして別物と考える必要があるのでしょうか?
一般的な高校入試の面接試験では、面接官に根詰めて聞かれることはありませんが、大学入試での面接試験では、聞かれて少し動揺してしまうかもしれないことまで聞かれることがあります。
例えば、私の友人は以下のようなことを聞かれたと言っていました。
面接官:「君はどうしてこの大学を志望したしたのですか?」
生徒:「~~を大学で学びたいからです。」
面接官:「それなら別にこの大学でなくてもいいよね。」
生徒:「・・・」
なんかあたりが強いですね。
面接官の中には、このように根詰めて聞く人も当然います。
ここで、このように聞かれるかもしれないと事前に予測しておかないと、答えられず、動揺してしまうこともあります。
また、大学入試では面接試験のほかに、”学科試験”や”口頭試問”、”グループディスカッション”が課されることもあります。
中には、高校入試で課されたという方もいると思いますが、多くの方が初めてのことになると思いますので、それぞれの試験について紹介しておきます。
学科試験
学科試験って一般入試だけではないのでしょうか?
結論を先に述べると、受ける大学によっては面接試験とともに、その学科の学科試験を課される場合があります。
ここで、自分には無理だと思わないでください!
指定校推薦の学科試験は、一般入試の問題がそのまま課されるわけではなく、あくまで学力の確認をするだけを目的とします。
ですから、目指す学科に学科試験が課せられていても、そこまで動揺する必要はありません。
しかし、あまりにも基本的なことがわかっていないと、次年度から母校の指定校推薦枠がなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。
口頭試問
推薦で一番緊張しやすいのが口頭試問だと私は思います。
口頭試問とは、面接官がその学科の問題を口頭で出し、それを口頭もしくはホワイトボート等で説明するというものです。
この口頭試問のほとんどが基本的な問題ですが、準備不足で臨むと面接官からあまり良い印象をもらえない可能性があるので、高校の先生に練習してもらうのが良いでしょう。
本番の予想問題を何度か解くことをおすすめしますが、それ通りに出題されることはまずありません。
練習する際は、いかに丁寧に説明するかを意識し、本番で戸惑わないような対策をしましょう!
具体的には、普段から自分が理解したことを他人にわかりやすく説明したり、教えるといったことを癖にすると本番で焦らずに答えられます。
グループディスカッション
グループディスカッションとは、ある話題に対して、グループで役割分担をし、議論するというものです。
グループディスカッションの難しいところは、グループのメンバー全員が同じ受験生ということです。
同じ受験生ということは、その場所でどれだけ自分の意見を堂々と言い、かつ他人の意見を聞くことができるかが重要になってきます。
グループディスカッションも口頭試問と同様に、当日緊張でしゃべれなくなってしまう可能性があります。
ですので、事前に自分以外の人と一緒に練習しておくことをおすすめします。
また、グループディスカッションではリーダー役があります。
そのような場合は、積極性やリーダーシップの力を見られているので、自主的に立候補してみるのもいいかもしれません。
まとめ
指定校推薦の面接試験について、少しでも理解できましたか?
面接試験は誰だって不安になります。
社会で活躍している大人ですら、プレゼンテーションで緊張する人は山のようにいます。
その緊張を無くすことはおそらく不可能に近いですが、自信に繋げることは可能です。
緊張や不安を自信に換えるには、”圧倒的な練習量”が必要です。
どれだけ受験前に練習できたかによって、本番の緊張感はかなり違います。
私も面接試験は得意ではありませんでしたが、担任の先生や校長先生、生徒指導の先生にお願いし、面接練習をたくさん行ったため、本番は緊張せずに受け答えできました。
指定校推薦の合格率は非常に高いですが、決して油断せず、自信を持って受け応えられるくらいに練習することをおすすめします!