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指定校推薦合格後の過ごし方を解説!バイトはしていいの?課題は答え丸写し?

はじめに

大学に合格すると、つい気の緩みが出てしまいますよね。

指定校推薦の合格の時期は一般的な試験よりも早いので、気が緩むと後々結構大変なことになります。

今回は、”指定校推薦の合格後の過ごし方“に関して、徹底的に解説しますので、是非参考にしてください!

指定校推薦合格後の過ごし方

指定校推薦合格後にバイトをしてもいいのか?

指定校推薦合格後のバイトは、基本的にNGです。

つまり、やってはいけません。

指定校推薦合格後であっても、大学生の扱いではなく、高校生の扱いです。

在学する高校の方針がバイト禁止ということを掲げていれば、おそらく明確な理由を除いて、アルバイトをすることはできません。

明確な理由とは、「家計が苦しくて、家計を支えるために自分が稼がないといけない」といったようなことです。

遊ぶお金を稼ぎたい」や「社会勉強を経験してみたい」などの理由は絶対に許可されません。

バイトを通して社会勉強したいというのは、一見立派な理由のようにも見えますが、学生の本分は勉学であり、明確な理由にはなりません。

ただし、高校生の頃からアルバイトをしていた方はそのまま続けることが多いです。

高校では基本的にアルバイトが推奨されていないので、その中でもアルバイトを行っていたという方には恐らく何らかの理由があるはずです。

また、明確な理由がなくても、その高校の方針がアルバイトOKであれば、指定校推薦合格後であっても、普段と変わらずにアルバイトを継続させることができます。

でも、これだけは言えます。

高校生でできることは、高校生のうちにやっておくのが絶対良い」ということです。

これは何事においても言えますが、やるべきことがあるのに他のことに手を出してしまうといつか絶対に後悔をします。

ここで言っていることは、勉強に限った話ではなく、友人との学校生活や先生と色々なことを話すなど、高校生のうちにしかできないことは数多くあります。

また、高校生のうちに高校生の内容を復習したり、大学で良いスタートを切るために考えながらこの期間を過ごしている人は、大学入学後の過ごし方も結構充実しています。

逆に何も考えずにダラダラと過ごしている人は、大学入学後に勉強についていけず、悩むなんてことにもなりかねません。

もし、「合格したからバイトでもしようかな」と安易な気持ちでアルバイトをしようと考えているのであれば、もう一度よく考えることをお勧めします。

アルバイトは大学生になれば、やりたくなくてもできます。

でも、高校生の勉強は大学生になってからはあまりする時間が取れません(取れたとしても、誘惑が多いのでやる気になれません)。

残り少ない高校生活をどう使うかは皆さんの考え方次第ですが、いつでもできることよりも今しかできないことを優先させましょう。

指定校推薦入学後のアルバイトに関しては、以前の記事もあるので、参考にしてください!

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指定校推薦に受かったらバイトをやっても平気か?免許はとったほうがいいのか?

指定校推薦合格後の課題はやるべきか?

結論から述べると、やるべきです。

でも、全てを真面目にやろうとするとおそらく失敗します。

指定校推薦合格後の課題は、合格した大学、学部、学科によって様々ですので、一概には言えませんが、難しいことに変わりありません。

文系の場合は、読書感想文や小論文などが多いですが、冊数が多かったり、文字数の指定が多かったりなど、結構大変です。

理系の場合は、指定された問題集をこなすことが多いですが、これが結構難しい問題集であることが多く、基礎がしっかりしていない人にとっては答えを見てもわからないレベルです。

文系でも理系でも、その大学が用意した課題ということは、少なくともそのぐらいの問題を解けるようにしてから入学してほしいという願いがあります。

ですので、課題は真面目にやったほうがいいです。

しかし、冒頭でも述べた通り、真面目過ぎると失敗します。

真面目な人は、「こんなに課題が出た・・・こんな問題解けない・・・自分はレベルについていけない」とたぶん思ってしまうかもしれません。

でも、安心してください。

たぶん、それは指定校推薦で合格した誰もが思ってます。

実際に入学後、指定校推薦合格後の課題に関して、友人などに聞いてみたところ、「難しすぎてわけわからなかった」という意見が多かったです。

ですので、わからなくても自分を責める必要はありません。

もし、わからない問題があったら、担当の教師に質問をしましょう。

指定校推薦の課題だから質問に答えてくれないなんて先生はいないはずです。

また、「こんな問題を解けないのが先生にばれたら、恥ずかしい」と思うこともあるでしょう。

僕にもありましたが、あまり気にしすぎても仕方ありません。

それよりも課題を解いて、早めに方の荷を下ろすほうがいいと思います。

課題はやる、わからなければ質問”ということを徹底してやれば、怠けずに済みますし、大学が必要としている要件を満たすことができます。

でも、どうしてもだめだという時は、問題集の答えを入手して、参考にしながら問題を解くでもいいと思います。

ただし、絶対に写すのだけはだめです。

あまりにもひどいと母校を通して連絡があるかもしれません。

また、他人の文章や答案を写すのも絶対にNGです。

大学では、レポートなどの課題が課されますが、他人のものを許可なしに自分のものとする行為に対してはものすごく厳しいです。

私も入学してから卒業するまでの期間に数名の処分者を見てきました。

ですので、これらのことは絶対にしないでください。

指定校推薦合格後の課題に関しては、以前の記事もあるので参考にしてください!

指定校推薦は落ちるのか?入学前の課題をやらないと合格取り消しになってしまうのか?

指定校推薦合格後に赤点を取るとどうなるか?

結論から述べると、赤点をとっても合格が取り消されることはありません。

ただし、先生や友人からの目は冷たくなるかもしれません。

そもそも指定校推薦が取れたということは、ある程度の評定平均を維持してきた方だと思うので、おそらく普通に勉強をしていれば赤点を取ることはないでしょう。

しかし、人は気が緩むとどこまででも転落していきます。

合格後は、合格のうれしさと受験からの解放でかなり気持ち的に楽になります。

正直、私も「定期テストなんてやってられないな~あの科目勉強しても大学で使わないじゃん」なんて思ってました。

でも、今となっては最後のテストも頑張ってよかったと思ってます。

無論、大学では定期テストに含まれていた科目のほとんどの知識が使われることなく過ごせますが、勉強に対する姿勢だけはこの時期のものをずっと継続してこれています。

定期テストは比較的高得点が狙えるテストですが、対策は結構しますよね。

その対策は大学の定期試験でも絶対に生きてきますし、これができなくなっていると大学で単位を落とすことも多くなるでしょう。

終わりよければ全て良し」という言葉があるように、終わりまでしっかりやれば、後悔しない高校生活になりますし、良い大学のスタートダッシュにもなります。

ぜひ、赤点で終わるのではなく、過去最高得点を出すつもりで頑張ってみてください!

指定校推薦合格後の成績は大学に送られるのか?

指定校推薦合格後の成績は、基本的に送られません。

指定校推薦では、高校3年生の1学期までの評定平均を試験前に高校側から大学に提出しています。

その後の2学期、3学期の成績に関しては、基本的には送ることはありません。

ですが、中には大学側から提出義務もあるかもしれないので、担任の先生に聞いてみるのもありでしょう。

気を付けてほしい点としては、成績が送られることはないですが、不祥事を起こしたり、高校を卒業できなくなると、大学側に通知が行くということです。

当たり前ではありますが、指定校推薦は高校と大学の信頼関係で成り立つ入試形態なので、それが崩れるようなことをすれば、入学取り消しもあり得ます。

ですので、成績はともかく、絶対に不祥事などを起こさないように気を付けてください。

指定校推薦合格後にやったほうがいい勉強は?

指定校推薦合格後にやったほうがいい勉強は、2種類あります。

それは、”高校までの復習”と”大学入学後の予習”です。

どちらに重きを置くかは、その人のレベル次第ですが、高校までの勉強が怪しい人は、せめて大学入学後に関係のある教科は復習しておいた方がいいです。

確かに、大学入学後に高校での知識をフル活用するかと問われると微妙ですが、それでも大学の講義は知っていて当然のごとく授業が進みます。

いちいち高校の参考書を開きながら途中式を埋めるような勉強では、到底追いついていけません。

特に理系は高校数学や物理、化学を土台にして、大学の講義が行われるので、基礎的な知識がかけているとかなり苦しくなります。

また、文系でも文章を読むことがかなり多くなるので、国語が苦手だったりするとかなり苦しみます。

私の友人は、文学部に入学し、漢文系の学問を学んでいましたが、教材がかなり難解なもので、全然理解できなかったことを覚えています。

あの文章を見たとき、「高校の漢文に苦手意識を持ったまま、この学科に行ったら、相当苦しむだろうな」と思いました。

このように、大学では高校の知識を学部にもよりますが、まあまあ使います。

ですので、もし高校の勉強で、なおかつ入学する学部で使用する科目で苦手意識があるものがあるのであれば、それの復習から始めましょう。

少しでも、やっておくかやっておかないかでは、入学後のスタートダッシュに天と地の差が出ます。

続いて、高校の勉強がある程度できる方は、入学後の学部の予習を始めることをお勧めします。

文系であれば、政治経済に関する文章を読んでみたり、本を買って読んでみるのも良いでしょう。

理系であれば、高校から大学への橋渡しとなる問題集を眺めてみたり、プログラミングを始めてみたりするのも良いでしょう。

プログラミングは、昨今初等教育にも組み込まれるほど重要視されていますし、高校でも少し学んでいると思います。

それだけプログラミングが大事になってきたということでもありますし、何よりもプログラミングは論理的に物事を考える必要があるので、大学入学前から始めておくと結構有利になります。

少しでも大学入学後に楽をするためには、少しでも他の人よりも早く始めることが肝心です。

ですので、先を見ながら行動し、今やるべきことをどんどんやっておきましょう。

指定校推薦合格後に欠席をし過ぎるとどうなるか?

指定校推薦合格後に赤点を取ったらどうなるかでも述べましたが、基本的に指定校推薦合格が取り消されることはありません。

ですので、合格後に欠席してしまっても全然問題はありません。

しかし、欠席をし過ぎてしまい、高校の欠席日数の規定を超えてしまうと、卒業ができなくなってしまい、合格が取り消しになることには注意が必要です。

指定校推薦合格後は高校に行きたくなくなるかもしれませんが、良くも悪くも高校生活は残り数か月で終わりです。

たとえ行きたくなくなっても、あと少しの期間我慢すれば、きっと楽しい大学生活が待っています。

是非、できれば何事もなく、普通に卒業できるように過ごしましょう。

まとめ

指定校推薦合格後の過ごし方”について少しでもお分かりいただけたでしょうか?

一般的な入試の合格で言われていることですが、「試験は合格が全てではなく、そこからがスタート」です。

大学入試であっても、これは同じです。

どんな入試形態を使っても、入学さえできてしまえば、同じ大学生です。

ですが、同じ大学生であっても、入学前の時期に遊び惚けている人としっかりと復習をしていた人とでは、入学後の過ごし方に差が出てきます。

是非、この記事を読んだ皆さんは後者のような良いスタートが切れるよう、願っています。

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